近未来の絶対欲しくなるアイテムあるいは流行りもの

近未来の魅惑的なアイテムや流行りものを紹介します。近未来に長く存在できるかどうかはあやふやです。

DMめがね

DMめがねの「DM」で真っ先に浮かぶのは「ダイレクトメール」かと思いますが、ここでの意味は、「ダメージ」を指します。いわゆる「ダメージめがね」ということになります。

皆さまの中にもダメージジーンズをはいたことのある方がいらっしゃると思います。私ははいたことがありませんのでどんな感覚かはっきりわかりません。

想像するに、ちょっと深読みすると、退廃的な感覚なのか、あるいはダメージを自ら受けることによって力が湧いてくるとか・・・。ただ、現実的には使い古したものには味が出るということに尽きるのでしょうか。そういうのは歴史が感じられてとてもいいですね。

それで、「ダメージめがね」の方に話を戻しますが、これ、近未来かというともはや過去のものです。なぜなら、昔のコントですでに「ダメージめがね」風のが使われているのを見たことがありますので。

それでは、なぜ今更「ダメージめがね」なのでしょうか?

先ほど、ダメージは歴史が感じられると書きましたが、めがねでその歴史を見映えよく再現するということなのです。

皆さまの中にはすでに「RDMめがね」、いわゆるリアルダメージめがねをかけられている方もいるかもしれません。ですが、それはリアルであってファッションではないということです。

それでは、実際にはどのようなダメージのかけ方があるのでしょうか?

一つめは、すりガラス風ダメージ。ざらざらしたやすりのようなものでこすりつけることでダメージを与えます。

二つめは、ひび割れガラス風ダメージ。ガラス工房で体験した方ならご存知とは思いますが、熱したものを急激に冷やすことでできる繊細なひび割れ。実際めがねのレンズでそこまで繊細なひび割れが再現可能なのかわかりません。

三つめは、フレームへのダメージ。これはアーティスト性が非常によく出るところでしょう。下手に動かすと折れてしまったりするかもしれません。慎重な作業が必要です。

元々、RDMめがねをお持ちであればそれをベースにするとエコですね。

ダメージのかけ方については今回はこのくらいにして、次は着飾り方に移りたいと思います。

これについては普通にめがねとしてかけたのではコント感が強くなるのと、現実的に視野が遮られてしまいますので非常に危険です。

頭の上にのせたり、ネックレスのように首にかけたり、シャツにはさんだり、ケミストリーの川畑氏のようにあごの下あたりにぶらさげたり様々あります。ダメージジーンズに差し込んでダメージONダメージにするのもありかもしれません。

近未来にこれが流行るのかどうか誠に疑わしい部分もあるのですが、温かく見守ろうと思います。